日米印比が南シナ海で初の共同訓練 対中を念頭に
米軍第7艦隊と防衛省によると、5月3~9日に日本と米国、インド、フィリピンの海軍と海上自衛隊が、九州西方から南シナ海で共同訓練を実施したと9日に発表した。4カ国の部隊が南シナ海で訓練を行うのは初めて。編隊訓練、通信訓練、乗り換え、司令官の交流などを行ったという。
米副大統領 中国の台頭「今後数十年のNATOの最大の課題」
米国のペンス副大統領はこのたび、インド太平洋地域における中国の台頭でもたらされる安全保障上の課題に注意を払うように、北大西洋条約機構(NATO)に呼び掛けた。
インド、インド洋の島国モルディブに10億ドル融資検討 軍配備を条件=報道
インドは同国南部に位置する島国モルディブに、財政支援のため10億米ドルの融資を提供する見通し。モルディブは、対中債務急増による財政赤字で債務不履行の危機にひんしている。インド政府は島内のインド軍配備を条件に融資を検討している。
中国プレゼンス抑制へ 日米印豪「自由で開かれた印太平洋」構想は経済および軍事戦略
日本や米国、インド、オーストラリアの4カ国は11月13日にシンガポールで開催予定の第13回東南アジア諸国連合首脳会議(ASEAN)をひかえ、インド太平洋地域における海洋安全保障と経済開発プロジェクトを推進させる構えだ。
米政府、「自由で開かれたインド太平洋」に向けインフラ投資、中国をけん制
ワシントンのマイク・ポンペオ国務長官は7月30日、インド太平洋地域におけるトランプ政権の経済基盤戦略として新技術、エネルギー、インフラの各分野に1億1300万ドル規模を投資すると発表した。中国の一部の専門家は、同地域における中国共産党政権の野心を抑える手段と見ている。