業力と疫病(1)
『西遊記』の第71回「行者偽名降妖怪 観音様が現れ妖怪を降伏させる」に、玄奘三蔵法師と弟子たちが朱紫国に着くと、朱紫国の国王が重病にかかって医者を探しているという告示に出くわし、孫悟空は告示をもって国王に拝謁し王の病気を治しました。
慈母観音として知られる観音菩薩
白衣を身にまとい、蓮の台座にたたずみ、柳の枝を片手に、純水の入った壺をもう片方の手にする観音菩薩は、慈母観音としても知られます。
西方極樂世界遊記(下)【未解決ミステリー】
極楽浄土へとやってきた寬淨法師は、観音菩薩様に案内されて、九品蓮花、すなわち各段階の人々(衆生)が置かれている生活環境を見に行きました
西方極楽世界遊記 (上)【未解決ミステリー】
1967年旧暦10月25日、福建省の麦斜岩寺の住職・寬淨法師は突如姿を消しました。最終的に救助隊まで出動しましたが、その姿はどこにもありませんでした。法師の行方が謎めいたまま、6、7年過ぎ、ある日、何の前触れもなく、法師は再び姿を現したのです。では、この期間中、寬淨法師はいったいどこに居たのでしょうか?
火龍と関羽
武漢は火龍の地とされ、百年ごとに百万軒の家が火災になると言われています。ある年、玉皇大帝(中国道教における事実上の最高神)の命令を受けて武漢へやってきた火龍は心の優しい龍で、中々火をつけられませんでした。
西遊記
『西遊記』は中国の四代古典の一つです。明代の小説家吳承恩が16世紀に書き上げました。アクション、ユーモア、教訓を合わせた、馴染み深い冒険物語です。
【神話伝説】赤い目の石獅子
【大紀元日本4月7日】歴史上には多くの真実の物語が伝わっており、神の啓示を実証していた。現代人は、それらを神話と呼んでいる。 大昔、ある村では道徳が廃れてしまい、天意がこの村を滅ぼそうとした。しかし
「西方極楽世界漫遊記」(3)
寛浄の話では、下品の下層生命の境地に、非常に高い塔がある、これは、「浄観塔」と呼ばれ、この中の衆生は、塔の頂上に行きたければ、或いは塔の下まで行きたければ、われわれ人間のようにエレベーターを使うのではなく、彼らが「上に行きたい」と思えば、上に行くし、下に行きたければ、下に行ける。彼らの身体は、透明でぶつかることがなく、どこにいこうとも、塀を突き抜けることも、壁をすり抜けることも、自由自在に思うままにでき、何の障害もない。たとえ、数百、数千、数万人が同一の場所に集まっても、互いにぶつかり合うこと
「西方極楽世界漫遊記」(2)
兜率天を訪れた後、観音菩薩は寛浄を連れて阿弥陀仏を拝見した。到着すると、寛浄はただ大山の壁が聳えているようにしか見えなかったが、それは阿弥陀仏の足の指であった。寛浄法師が加持してくれるように祈ると、身体はすぐ高くなり、阿弥陀仏の臍ぐらいまでになった。寛浄は阿弥陀仏の形象に関して次のように語った。