北宋名将 張永徳の奇縁(2)
趙匡胤と戦場で共に働いた張永徳は趙匡胤を支援し、趙匡胤は推されて北宋王朝を築きました。宋太祖は張永徳を心の底から信頼し、優遇して侍中に任命しました。
北宋名将 張永徳の奇縁(1)
張永徳(928-1000年、字抱一)は、并州陽曲(現在の山西省太原市付近)人で、北漢、南唐、契丹との戦争に参戦し功績を立て、五代から北宋初期まで活躍した名将でした。
淡泊になるには 嫉妬心を捨てること
修煉の文化には、人間にはそれぞれ定められた運命があると伝えられています。人生における全ての幸せと不幸せは定めがあり、富は前世で積んできた徳と交換してやってきたものです。嫉妬や不満のため、他人と争い、傷つけることは、自分の運命を変えられないだけでなく、罪業を造り、災いを招いてしまいます。ですので、人生においては、嫉妬心を生ぜず、淡泊に、寛大に過ごすことが百利あって一害なしなのです。
芸術を愛好した皇帝 北宋・徽宗の明と暗
中国歴代の皇帝は、その個人に初めから権威があったわけではない。つまり、権威の象徴は個人ではなく、あくまでも天から授かったとされる皇宮の玉座にある。その前提の上で、覇権争いの末、その玉座についた人物に対して、後天的に絶大な権威が与えられるのである。