中国重慶鋼鉄 負債規模6千億円超 国有資産の流失が原因か

中国国営鉄鋼大手の重慶鋼鉄股份有限公司(以下、重慶鋼鉄)は12日、会社更生手続きに伴う債務整理では、現段階の債務規模が356億3900万元(約6059億円)であるのを確定した、と発表した。今年7月上旬重慶鋼鉄の債権者は、同社が満期を迎えた債務の不履行とし、重慶市第1中級人民法院(地裁)に対して会社更生申請を行った。黄奇帆・重慶市前市長と息子の黄毅氏が同社の債務超過に関わっているとみられる。
2017/10/17