中国で「軍民融合」「戦狼外交」を批判の声
中国共産党政権内部ではこのほど、習近平国家主席が提唱する軍民融合戦略や外交官による「戦狼外交」を批判する声が出ている。
中国初の国産旅客機C919、来年の就航が困難 専門家「米サプライヤーに強く依存」
米国専門家はこのほど、中国国有企業、中国商用飛行機(COMAC)が手掛ける国産旅客機「C919」は2021年就航が難しくなっていると指摘した。C919の飛行制御システム技術や部品供給などは、欧米各社、特に米企業に強く依存している。米政府などは、中国当局が欧米の航空技術を軍事転用する可能性が大きいとして、技術提供などについてさらに慎重な姿勢を示している。
米技術を盗んで作った中国大型旅客機C919 米当局「看過すれば市場奪われる」と危機感
米ワシントンの有力シンクタンク・戦略国際問題研究センター(CSIS)で2月6日、中国のスパイ行為と知的財産の窃盗に対する対抗策を議論する「中国イニシアチブ」に関する会議が開かれた。米国家防諜安全保障センターのウィリアム・エバニーナ長官は、中国が国産を自称する大型旅客機C919は、盗まれた米国の技術で作られたと解説した。
中国、国産旅客機「C919」の開発に国家ぐるみでハッキング=米企業調査
米のサイバーセキュリティ企業がこのほど公開し調査レポートによると、中国が大型ジェット旅客機「COMAC C919」の開発のために、中国国家安全省が海外複数のハイテク企業に対してハッキングを主導し、知的財産権と機密情報を盗んだ。
「国産」中国の大型旅客機C919、去年のテストは故障で中止
中国の国産大型旅客機C919は5月5日、初のテスト飛行を行った。しかし、中国政府系メディアによると、昨年12月に行われた滑走テストでは、十数メートルを滑走した後、故障によりテストは敢行されていない。C919の安全性は疑問視されている。
中国初の国産ジェット旅客機C919 中身は米国製部品
中国初の国産ジェット旅客機C919が11月2日、はじめて公開された。「完全自力で開発・製造する国産機だ」という中国政府の触れ込み付きだが、実際には機体の外殻を除いて、エンジンなど主要部品は米国などの外国メーカーが供給している。