【大紀元日本6月30日】2005年米国中部法輪功修煉体験談交流会が、2005年6月26日にシカゴ市中心部のリリック・オペラ・ハウスで開かれ、世界各地から約二千人の法輪功学習者が参加した。午後3時ごろ、法輪功の創始者・李洪志氏が会場に臨席した。会場内全員が起立して、会場の中でいつまでも鳴り止まない熱烈な拍手の音が轟いた。法輪功の創始者は約20分間の講演を行った。
李氏は「九評共産党(共産党についての九つの論評)」について言及し、「九評」は別に政治に参与しているわけではないと述べた。共産党はすべての中国人を政治に巻き込むように引っ張りこんだ。人々に共産党を離脱させ、共産党をはっきり認識させることは、まさに人々が政治から離れることであると李氏が指摘した。現在行われているすべてのことの根本的な目的は、共産党を打倒することではなく、共産党と闘うことでもない、共産党は法輪功と戦う資格はない。法輪功学習者が行ったすべては衆生を救うためであると李氏は強調した。
99年以降、シカゴ地区は毎年修煉体験談交流会を行ってきた。今回の交流内容は、中国大陸へ法輪功が迫害されている真相を伝える以外、多くの新しい学習者が自分の修煉体験談を発表した。
その中に、修煉を始めて一年にもならない二人の西洋人学習者が、発言の中で、法輪功を修煉したため、飲酒の悪習や賭け事をやめられたことを話した。
シカゴの中国領事館を通る度にいつも、法輪功学習者が静座して請願するのを見た。厳寒、酷暑に関わらず、毎日続いている。その後、彼は請願する年配の方との話を通して、法輪功学習者が24時間交替で中国領事館の前で請願し、すでに何年間も続けてきたことが初めて分かった。最初は、彼はとても感動し、法輪功学習者に感心したが、それを学ぶことは思わなかった。去年のある日、彼は《転法輪》を読み出すと、強い震撼を受け、多くの人生の中で、いくら考えても分からなかった問題も分かった。このようにして彼は修煉の道に入った。
シカゴの劉氏は、主催した法輪功の絵画展とパレードの体験を紹介した。資金はすべて法輪功学習者個人のお金なので、絵画の額縁を購入する高価な費用を節約するために、自分で作ることにした。大工の経験のある学習者にサイズを測ってもらったり、枠を作って、画布とラッカーを張ったりした。専門の道具と設備もなく、零下何度という厳寒の中で作業した。
カナダの女性・王氏は、電話で中国国内へ「九評」を伝える経験を紹介した。もう二人の学習者は、マンハッタンで真相を伝える時の感動的な物語や、大学で文芸演出とレッスンを利用して真相を伝える経験を紹介した。
米国中部法輪功修煉体験談交流会会場(大紀元)
米国中部地区の明慧学校の小弟子達が出演している(大紀元)
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