【大紀元日本4月3日】北朝鮮メディア中央通信の報道によると、中共中央軍事委員会副主席、国務委員兼国防部長・曹剛川氏が、近く北朝鮮を訪問、金正日労働党総書記と会談するという。今年の1月に金総書記が中国を訪問後、北朝鮮と中国の関係は強化され、今回の曹部長の訪朝は、軍事協力とみられる。
報道では、曹部長の訪朝日程は明らかにされなかったものの、双方は東北アジア地区の安全保障、米国の金融制裁、朝鮮半島の核兵器問題を討論の議題にするものとみられる。中国国防部長の訪朝は、2000年10月の遲浩田氏以来、実に5年ぶり。
金総書記は、1月10日より18日まで中国を非公式に訪問、三峡ダム、広州、珠海、深圳等の沿岸部経済開放地区を視察、中国要人との交流により経済をはじめとする中朝協力を確認したものとみられる。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。