【大紀元日本9月29日】中国の軍事動向に詳しい専門誌・漢和防務評論(本部カナダ)は、中国政府が江西省宜春市北部で新たに第219巡航ミサイル部隊を設置したと報じた。日本列島、沖縄が射程内にあるという。
記事によると、今回新たに設置された第219巡航ミサイル部隊は、中国人民解放軍第二砲兵部隊に所属し、装備検査場2つ、連体型車庫7つ、司令部建築群2つ、運転訓練場などの設備を備える大規模部隊である。規模の大きさから、少なくとも発射車両16台、CJ10巡航ミサイル48枚が装備されていると推定される。射程内には、日本列島、沖縄が収められていると同記事は推定する。
中国人民解放軍第二砲兵部隊は中国の戦略ミサイル部隊であり、陸上戦略ミサイルを担当し、核兵器や宇宙技術開発も任務に含まれている。総兵力は約15万人で、軍事機密に関わる部隊であるため実態は公開されていないが、中国人民解放軍において重要な存在である。
(翻訳編集・YJ)
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