【大紀元日本3月13日】「巨大な天災の前に、人間のイザコザなんてちっぽけなものだ」。ネット掲示板に書かれたこの言葉が、多くの中国人の心に響いている。テレビの前で釘付けになり、隣国日本を襲った未曾有の災難を不安のなかで注視する人々、ブログなどへ投稿される地震後の日本の様子をいち早く転載し皆に伝える人々、そこにはもはや、いさかいや憎しみはなく、人間同士のいたわりと思いやりが芽生えている。極限状態にいる日本人が依然として貫くマナーの良さと冷静沈着さが、多くの中国人の心を動かした。
「日本人は被災したが、中国人にいい授業をしてくれた」
「教育の結果だ。GDPで得られるものではない」
「冷静さに感心。学ぶべきものが多すぎる」
「『震撼』の一言だ。このような民族は必ず困難に打ち勝つ。日本人に敬礼」
「四川大震災に涙を流したが、日本の大震災には驚嘆した」
「日本民族は尊敬に値する。東洋人の誇りだ」
「尊敬する。人々の無事を祈る」
「『恐ろしい』民族だ。巨大な天災の前で、人間の善を持ち続けられるなんて」
「感動した。心の奥から。魂が」
「『差』は比較のためにあるものだ。昨日テレビを1、2分見ただけで、その差を感じた」
「世界に尊敬される民族だ。対照的に某国は大きく装っているけど、使い物にもならないし、見るにも堪えない」
「昨日は誰かが中国人は日本人の教養に達するには50年かかると言っていたが、『本当に50年で追いつくと思うのか』と聞きたい」
「彼らが落ち着いていられるのは、彼らには自分が住む建物は『おから工事』でないという自信があるからだ」
「われわれは優秀な品徳を1949年の前に忘れてきちゃった」(※1949年は共産党政権が樹立した年ー編集者)
掲示板に飛び交う感心と反省の声の数々。「こんなにも巨大な天災が身近で起きることは今までになかったが、中国人がこんなに素直に日本人への尊敬の意を口にするのも今までになかったのではないか」とミニブログにメッセージを残した人もいた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。