【大紀元日本12月2日】台湾メディア・聯合新聞網は2日、北京の情報筋の話として、中国共産党前政治局常務委員の周永康氏は中央紀律検査委員会(中紀委)に拘束され、汚職の容疑で調査を受けていると伝えた。
同情報筋によると、中紀委と中央宣伝部からまもなく正式発表されるという。さらに、周氏の拘束は政局に大きな衝撃を与えると指摘し、「党中央は困難な決断を下した」と同情報筋が述べた。
元重慶市トップの薄煕来受刑者が失脚後、同受刑者と親密な関係にある周氏の失脚情報が絶えなかった。昨秋行われた共産党第18回大会後、かつて四川省トップだった時代の部下や絶大な影響力を持つ石油業界の関係者らが相次ぎ逮捕された。
香港紙サウスチャイナモーニングは10月、複数の情報筋から周氏を調査するための特別チームを立ち上げたとの情報を入手した。中国メディア・財新網は11月22日、周氏の長男とその親族が「不名誉な手段で石油業界から暴利を貪った」と実名で報道したのを受け、周氏の失脚を確実視した。
(翻訳編集・高遠)
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