オーストラリアの鉱山開発会社ルカパ・ダイヤモンドは15日、404.2カラットで市場価値およそ2000万ドル(約23億円)の巨大ダイヤモンドを発掘したと発表した。CNNが報じた。
アフリカのアンゴラの鉱山で発見されたこのダイヤモンドの直径は約7センチ。米宝石専門家が鑑定した結果、不純物はほぼゼロで完全に無色、ホワイトダイヤモンドの中では最も希少で高い価値があるのだという。
同社は2015年から、世界4位のダイヤモンド産出国アンゴラの国内企業と共同で同国の鉱山開発をはじめ、これまでに大粒のダイヤモンドを60個以上発見したとしている。
今回のダイヤは史上27番目の大きさになる。アンゴラ国内では07年に217.4カラットのダイヤが採掘された。最大のダイヤは南アフリカで1905年に発見された3106カラットの「カリナン」。
(翻訳編集・叶子)
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