北朝鮮の金委員長とおそらく良い関係築ける─米大統領=WSJ

2018/01/12 更新: 2018/01/12

[ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は11日、北朝鮮の最高指導者、金正恩朝鮮労働党委員長と「おそらく非常に良い関係を築ける」と述べた。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで語った。

金氏と話したかとの質問には「コメントしたくない」と述べ明らかにしなかった。

トランプ氏は11月にベトナムを訪問した際、金委員長と友人になるのは「奇妙なことかもしれないが、可能性はある」と述べている。

金委員長は今月1日の「新年の辞」で、「核のボタン」が常に机の上に置かれていると警告。トランプ氏はこれに対抗し、自分の核ボタンの方が「彼のものよりも大きく、強力だ。それに私のボタンは作動する」とツイッターに投稿した。

トランプ氏はWSJとのインタビューで、好戦的なツイートは物事を有利に進める戦略の一環であることを示唆。

「このようなことをわたしはよく行うし、突然誰かと親友になったりする。実例も20は挙げられる。わたしは非常に柔軟な人間だ」と述べた。

米韓が平昌冬季五輪中は合同軍事演習を行わないと合意したことについては、「北朝鮮に良いメッセージを送ることになる」との認識を示した。

*内容を追加して再送します。

Reuters
関連特集: 国際