[ワシントン 15日 ロイター] – 米国務省の北朝鮮担当特別代表を今月初めに退任したジョセフ・ユン氏は15日、5月までに開催予定の米朝会談に先立ち、北朝鮮に対し、拘束中の米国人3人を解放して前向きなシグナルを送るよう求めたと明らかにした。CNNのインタビューで述べた。
トランプ米大統領が先週、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の要請に応じ、5月までに初会談を行う意向を示した後、ユン氏は北朝鮮当局者と協議したという。
ユン氏はこの協議で北朝鮮側に対し、会談開催に応じたトランプ米大統領に回答するよう求めたことも明らかにした。
米朝会談の開催場所や具体的な日時は決まっていない。
ユン氏はまた、米朝会談により、北朝鮮の核開発を巡る米国の懸念緩和に向けた対話の道が開かれることを期待すると述べた。
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