[ワシントン 11日 ロイター] – ムニューシン米財務長官は11日、トランプ米大統領が5月12日に対イラン制裁の停止措置を解除すると決定したとしても、2015年のイラン核合意から米国が離脱することを必ずしも意味するわけではないとの見方を示した。米下院歳出委員会の公聴会で述べた。
財務長官は「一次制裁、二次制裁の再開を意味する」と述べた。またトランプ政権は同盟国と協議中であり、「唐突に何かするわけではない」とした。
関係者2人によれば、英仏独の政務局長とブライアン・フック政策企画局長が11日にワシントンで会談し、イラン核合意の先行きについて協議する見通し。
米国の専門家は、トランプ氏が5月に制裁停止を解除すれば、事実上の核合意破棄になるとの見方を示している。
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