[ワシントン 13日 ロイター] – 米国務省は13日、今月7日にシリアの東グータ地区のドゥーマで化学兵器が使用された疑いが出ていることについて、シリア政権が攻撃を実施した信頼性の高い証拠を米政府が入手したことを明らかにした。現在、どのような化学物質の組み合わせが使用されたのか検証しているとしている。
国務省のナウアート報道官は、「シリア政府が攻撃の背後にいたと言える」と述べた。米政府はその証拠を入手しているかとの質問に対しては、「その通りだ」と答えた。
その上で、化学兵器禁止機関(OPCW)の調査チームが情報を収集するために14日にシリア入りすることを明らかにした。
ホワイトハウスのサンダーズ報道官も記者団に対し、シリア政権がドゥーマでの攻撃を実施したと米政権は強く確信しているとし、ロシアがシリア政権を止めることができなかったことが「問題の一部」となっていると述べた。
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