[ワシントン 2日 ロイター] – 米ホワイトハウス当局者など複数の関係筋によると、トランプ大統領は5月12日までに2015年イラン核合意から離脱する意向をほぼ固めたが、具体的にどのように離脱するかは依然として不透明だ。
フランスとの同盟関係や、前週の訪米時に核合意の維持を訴えたマクロン仏大統領への配慮などから、離脱を見送る可能性もあるという。
ホワイトハウス当局者の1人は、トランプ大統領が「完全な離脱ではない」決定をする可能性があると話したが、詳細は明らかにしなかった。
この当局者は、トランプ大統領が離脱の方向で「ほぼ固まっているが、まだ決定はしていない」としたほか、「離脱する構えに見えるが、大統領が決定するまで確定ではない」と述べた。
別のホワイトハウス当局者によると、大統領の意思が固いもようであることから、側近らは合意維持に向けた強い説得はしていないという。
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