[東京 14日 ロイター] – 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、北朝鮮が23─25日に行う予定としている核実験場廃棄について、前向きの動きとして歓迎したいと述べた。ただメディアへの公開において日本が除外されていることについては、政府としてコメントする立場にないとした上で、北朝鮮に振り回されることなく毅然として対応するとの方針を示した。
北朝鮮に対しては、引き続き「日米韓で緊密に連携し、拉致・核・ミサイル問題に包括的に取り組んでいく」とした。
また、米朝首脳会談後にトランプ大統領が日本を訪問する予定があるかとの質問に関連しては、日米首脳会談を含め外交日程は含め何ら決まっていないと述べた。
トランプ米政権が本日14日に在イスラエル大使館をエルサレムへ移転することについては「中東全体情勢の悪化を懸念し、大きな関心をもって注視している」との姿勢を示した。日本政府としては、イスラエルとパレスチナ紛争の2カ国間の解決を支持しているとの考え方に変わりないとした。
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