[ワシントン 21日 ロイター] – ペンス米副大統領は21日、北朝鮮の出方次第ではトランプ大統領が来月予定されている米朝首脳会談を取りやめる用意があるとの認識を示した。フォックスニュースがインタビューの内容の一部を公表した。
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は先週、米政府が北朝鮮の核プログラム放棄を一方的に主張し続けるなら、6月12日にシンガポールで行われる予定の首脳会談開催を再考するかもしれないと伝えた。[nL3N1SN283]
ペンス氏は、北朝鮮は守るつもりのない約束を巡って米国から譲歩を引き出そうとすべきでないとし、「金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長はトランプ大統領を手玉に取れると思ったら大間違いだ」と語った。
トランプ大統領が首脳会談を取りやめる可能性はあるかとの質問に「疑いを挟む余地はない」と答えた。
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