[アディスアベバ/パリ 17日 ロイター] – エチオピア運輸省の報道官は17日、同国で10日に墜落したエチオピア航空ボーイング737MAX8型機から回収したブラックボックスの初期解析で、昨年10月のインドネシア・ライオン航空機事故との「明確な類似性があった」と説明した。
双方の事故機ともに、離陸から数分後に運航制御上の問題が発生して墜落。安全性を巡る懸念から世界各国の航空当局は事故機と同型機の運航を停止した。調査当局は現在、事故の原因究明を進めている。
報道官は「データは無事に回収された。米国のチームとわが国のチームの双方が確認した。詳しくは3─4日後にお知らせする」と述べた。
フランスの調査当局は、操縦室の音声を録音したデータのダウンロードに成功したと発表した。ただ音声は聞いておらず、データはエチオピア当局に渡したという。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。