[29日 ロイター] – 米宇宙ベンチャー、スペースXを率いるイーロン・マスク氏は28日、同社が開発を進めている次世代宇宙船「スターシップ」の試作機を米テキサス州で報道陣などに公開した。
同社はスターシップを月や火星への有人飛行に利用する計画。マスク氏は、今後半年以内に最初の軌道投入試験を実施し、来年中には宇宙空間での有人飛行に乗り出すとの見通しを示した。
電気自動車メーカー、テスラ<TSLA.O>の最高経営責任者(CEO)も務めるマスク氏は「われわれが宇宙旅行の文化を持つために必要となる重要な突破口は、飛行機で行き来するように宇宙を行き来できるようになることだ」と語った。
マスク氏は昨年、スターシップの最初の民間人搭乗者に衣料品ネット通販ZOZO(ゾゾ)前社長の前沢友作氏を指名した。
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