[ワシントン/ロンドン 2日 ロイター] – ロイターの分析によると、2020年の米大統領選の民主党指名を狙うカマラ・ハリス上院議員は最近、フェイスブック広告で「弾劾」という言葉を多く使っている。トランプ氏との対決姿勢を鮮明にする狙いがあるとみられる。
ロイターは、オンライン上の政治広告の透明性に関するプロジェクトが集めた民主党候補者の9月24━30日のフェイスブック広告を分析。その結果、ハリス氏が「弾劾」という言葉に言及した広告は420件で民主党候補者中最も多かった。
ハリス氏は、ジャマイカ系とインド系の両親を持つ女性候補。ここ数週間の世論調査では、支持率が伸び悩んでいる。トランプ氏との対決姿勢を強調して巻き返しを図ろうとしているもよう。
一方、バイデン氏については、5月から9月の間のフェイスブックのページをロイターが調べた結果、「弾劾」という言葉を使った広告はまったくなかった。
ハリス氏の次に「弾劾」という言葉を使用した広告が多かったのは、ブッカー上院議員で、サンダース上院議員がそれに続く。
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