米議員ら、台湾のWHO参加支持で約60カ国に書簡

2020/05/10 更新: 2020/05/10

Patricia Zengerle

[ワシントン 8日 ロイター] – 米議会上下院の外交委員会に所属する議員らが8日、台湾の世界保健機関(WHO)参加への支持を求め、約60カ国に宛てて書簡を送ったことがわかった。

台湾は中国の反対でWHOに加盟できていない。

書簡では「世界中が新型コロナウイルスと戦っている状況下では、政治的な駆け引きよりも人々の健康と安全を優先させることが、これまでになく重要となる」と指摘。早期に新型コロナウイルス封じ込めに成功した台湾の参加に対する支持を呼びかけた。

書簡には、下院外交委員会のエリオット・エンゲル委員長(民主党)やマイケル・マコール下院議員(共和党)、上院外交委員会のジム・リッシュ委員長(共和党)らが署名。カナダやタイ、日本など「志を同じくする」国々に送られた。

Reuters
関連特集: 国際