中国の法輪功学習者、日本滞在中に中共批判ツイート…帰国後に連行

2021/10/12 更新: 2021/10/12

大連市に住む法輪功学習者が日本滞在中、ソーシャルメディアで、法輪功に関わる内容や中国共産党に批判的な投稿をしたため、帰国後に逮捕された。

6月1日、遼寧省大連市の瓦房店(がぼうてん)市に住む宋暁美さん(50)は身分証明書を示さない警官に連行された。当局は拘束の理由について、ツイッターでの共産党批判や法輪功に関する発信を問題視していることを明らかにした。

法輪功の情報を伝える明慧ネットによると、宋さんは尋問ののち、警官らに殴打、罵倒などの暴力行為を繰り返された。警官は、宗さんが所持する携帯電話の情報を確認していたという。

警官らは宋さんを連行したのち、自宅を捜索し、法輪功の書籍70冊以上、携帯電話数台、コンピュータ1台を押収した。

宋さんの家族は派出所を訪ねて、宋さんが勾留中に暴力を受けたことについて問い合わせたが、警察側は取り合わないという。

宋さんの家族は勾留中の暴力について、瓦房店市政府の監察課に訴えている。宋さんの家族は暴力の被害について証拠を集めており、司法などの関連部門に申し立てる予定だという。

(翻訳編集・蘇文悦)

関連特集: 法輪功迫害