[ウェリントン 3日 ロイター] – ニュージーランドのマフタ外相は3日、中国による太平洋地域への投資は経済的な脆弱性をもたらしているとして、回復力を強めるパートナーシップを提案した。
ニュージーランド国際問題研究所での講演で、太平洋地域におけるニュージーランドのアプローチを明らかにするとともに、同地域が、影響力を行使し利益を追求する大国にとってますます戦略的な意味をもつようになっていると指摘。
この地域において中国の影響力が強まっていることについて尋ねられると、「太平洋地域への投資が、多大な経済脆弱性と債務を生み出しており、懸念される」と述べた。
その上で、世界が新型コロナウイルスの打撃から回復しつつある中で、ニュージーランドは地域の回復力を強めるパートナーシップを提案していると強調した。
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