[台北 1日 ロイター] – 台湾当局は1日、中米ホンジュラスの大統領選で左派野党のシオマラ・カストロ氏が勝利したことを受け、同氏と協力して長期の友好関係を深化させる考えを表明した。
ホンジュラスは台湾と国交があるわずか15カ国の一つだが、カストロ氏はマニフェスト(選挙公約)で、勝利すれば中国と国交を結ぶとしていた。カストロ氏は同国初の女性大統領となる。
台湾当局は、温曜禎・駐ホンジュラス大使が選挙の結果が確定してからすぐさま、蔡英文総統の代わりにカストロ氏に祝意を伝えたと明らかにした。
台湾外交部(外務省)は声明で、ホンジュラスは中米の重要な友好国だとし、「台湾はカストロ次期大統領率いる新政府とともに、ホンジュラスとの協力を深化させ、双方の人々の生活をともに向上させる」と表明した。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。