[ワシントン 15日 ロイター] – 米議会上院は15日、国防予算の大枠を決める2022年度国防権限法を89対10で可決した。下院はすでに可決しており、法案は署名のためにバイデン大統領のもとに送られた。
国防権限法案が認める国防予算総額は、バイデン大統領が求めていた額を250億ドル上回る7700億ドル。前年度予算に約5%上乗せされた。
ウクライナ安全保障支援イニシアチブへの3億ドルの拠出のほか、インド太平洋地域の米軍強化のための基金「太平洋抑止イニシアチブ」への71億ドル拠出などが盛り込まれている。
バイデン大統領は署名すると見られているが、上院可決を受けホワイトハウスからコメントは得られていない。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。