[ジュネーブ 16日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)の幹部は16日、加盟13カ国がジュネーブで来週開かれる総会への台湾のオブザーバー参加を提案していると明らかにした。
WHOで法務を担当するスティーブ・ソロモン氏はブリーフィングで、「13の加盟国が台湾によるオブザーバー参加を求める新たな付帯事項を提案している」と説明。決定は総会2日目となる23日に下される公算が大きいと述べた。
台湾を自国の一部と見なす中国の反対で、台湾はWHO含め大半の国際組織に参加していない。
台湾の呉釗燮外交部長(外相)は9日、総会へのオブザーバー参加の招請を得るのは「非常に困難だろう」との見通しを示していた。
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