シドニーの数千人に避難指示、豪東部の集中豪雨受け

2022/07/04 更新: 2022/07/04

[シドニー 4日 ロイター] – 豪最大都市・シドニーでは4日、週末の集中豪雨で郊外の一部地域が洪水に見舞われたことを受け、住民数千人に新たに避難指示が出された。気象局は今後12時間に天候がさらに荒れると警告している。

シドニーがあるニューサウスウェールズ(NSW)州の複数の地域は、週末に約1カ月分の降水量を記録した。

気象局によると、同州のニューカッスルからシドニーの南に至る広範な地域で、今後24時間に約100ミリの雨が降る可能性がある。

2日以来の降水量は多くの地域で200ミリを超え、一部は350ミリを超えた。

荒天で鉄砲水や地滑りが起きる可能性もある。シドニーでは約70件の避難指示が出された。

関連特集: オセアニア