マスク氏、洗面器を持ってTwitter本社へ 買収間近でもユーモア欠かさず

2022/10/27 更新: 2022/10/27

ツイッター社買収の期限が28日(金)に迫るなか、イーロン・マスク氏は27日、洗面器を持ってツイッター本社を訪れた。米国メディアは、総額6兆4000億円の買収劇が終盤を迎えつつあると報じた。

マスク氏は自身のツイッターに9秒の短い動画を投稿した。動画内では、マスク氏が白い洗面器を持ってツイッター本社ビルに入る様子が写されている。動画と共に、マスク氏は「Entering Twitter HQ – let that sink in!(ツイッター本社に入る。じっくりと考えろ)」と投稿した。これは英語圏のネットミームであると言われている。

マスク氏はまた、自身のプロフィール欄を「Chief Twit」に変更、自身の所在地を「ツイッター本社」に設定するなど、同社トップの就任を示唆した。そして「今日はツイッターのクールな人たちと会っている」と投稿した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは関係者の話を引用し、銀行団がツイッター買収資金の130億ドルの送金を開始し、週内にも買収が完了すると報じた。

米AP通信によると、ツイッター社はマスク氏の動画は本物であると確認したが、買収についてはコメントを控えた。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。
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