[サンフランシスコ 24日 ロイター] – 米国は、外国政府によるハッカーとの戦いを支援するため、サイバー部隊の海外派遣を拡大している。米軍高官が24日、会合で明らかにした。
サンフランシスコで開催されたサイバーセキュリティー会議で発言した。ウィリアム・ハートマン米陸軍少将は、過去3年間で、米軍のサイバー・ナショナル・ミッション・フォース(CNMF)は20カ国において、これらの国の要請の下で47回のサイバー防衛作戦を実施したと説明。こうしたミッションへの「需要は高まるばかり」としている。
国境を越えることも多いサイバー犯罪に対抗すべく、米国は海外の同盟国との協力関係強化を進めており、サイバー部隊派遣もその一環。
ハートマン氏によると、CNMFは43人の専門家をロシアによるサイバー攻撃にさらされているウクライナに派遣した。
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