[8日 ロイター] – ロシア民間軍事会社ワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は8日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトの制圧に向け前進するために必要な弾薬の供給を受け始めたと明らかにした。
プリゴジン氏は「われわれは弾薬の供給を受け始めている」とし、「今日、各グループは最大130メートル前進した。激しい戦闘が続いているが前進を続けている」とソーシャルメディアに音声情報を投稿した。
プリゴジン氏は、ウクライナ軍のバフムトでの制圧区域は約2.36平方キロメートルに限定されているとしている。
ワグネルはロシアによるバフムト攻撃を主導。プリゴジン氏は5日、弾薬が不足し「無駄で不当な」損失を被っているとして10日に部隊を撤退させると表明。その後、ロシア政府がさらなる武器供給を約束したとして、7日になって撤退方針を転換し攻撃を継続する可能性を示唆していた。
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