「子供たちのために頑張る」
最近大紀元が報じたごとく、締約国会議の会長兼共同創設者であるマーク・メックラーが「子供たちのための頑張りが転機をもたらした」と述べている。
メックラーによれば、急進的なトランスジェンダー運動のすべてが「社会的伝染のあらゆる定義に当てはまる」という。社会的伝染はよく研究されたテーマであり、このようなことを推進している心理学者たちは、それを見ないようにしている」と語った。
「このような内容の実験を計画し、そのためのプロトコルを設計する人物は、恐らくヒトラー主義者と呼ばれるだろう」とメックラーは大紀元に語った。
「将来何が起きるかまったく不明なまま、子どもたちにフランケンシュタイン手術を施し、体の一部を切り取って、作り出し、生殖能力を奪うといった実験は、抑圧的政権がやりそうなことだ。そのような長期的な研究を計画した医師もいなければ、それが受け入れられたこともない。
チャイルド・プロテクション・リーグの理事長であるジュリー・クイストも同意見で、ターゲット社が子どもたちを狙ったとき、「コミュニケーションの突破口」が開かれたという。
クイストは「子どもたちの身体的切断が、世論の反感を買うのに十分でなかったのはなぜか」と尋ねられ、「運動の支持者たちがナラティブを支配していたからだ」と応えた。
「このナラティブは、政府機関、教育システム、リベラルメディアなど、社会の主要なチャンネルを通して語られている。彼らは皆、嘘に加担している」と大紀元に語った。
クイストは「実際に、そのような方法で子供たちに危害を加えたいという思いは、一般人には大きな飛躍である」とも語った。主流メディアは、活動家たちが大衆に聞かせたいことだけを報道したため、ほとんどの人はそれが起きていることさえ知らなかった。それに気づいた人たちは、人命救助につながる出来事だったということだけを聞かされた。
「ここに来て、アメリカ人は、ターゲット社のタックフレンドリー・ライン[1]とコールズのトランスジェンダー・ワンジー[2]のお陰で目を覚ました」と彼女は語った。「突然、それが突破口となった。だから、彼らは私たちの役に立ったというわけだ」
クイストは、ブラック・ライブズ・マターが人種関係に影響を与えたように、急進的なトランスジェンダーの要素が、ゲイの権利運動にも影響を与えたと語る。ゲイ・コミュニティの人々も同意している。
「彼らはすべてを台無しにした」
「Gays Against Groomers」の編集長であるマイケル・コスタは、ジェンダー運動は生涯で初めて目撃した、最も反ゲイ的なムーブメントだと語る。
「残念なことだが、多くの人たちはLGBTQIAOMGLOL+という長い頭文字を見て、我々を他と同じ運動の一部だと思ってしまう」とコスタは大紀元に語った。
「陰湿なのは、LGBの後に続くすべての文字が、その前に来る3つの文字と完全に対立していることだ。我々が受け入れられなくなったのは、100%トランスジェンダー運動のせいだ。彼らはすべてを台無しにしてしまった」
「ゲイの権利運動は、トランスジェンダー運動ほど押しつけがましくはなく、暴力的でもない。ゲイの権利運動は、単に平等な権利と他の人たちと同じく平穏に生活できることを望んでいるのに対して、トランスジェンダー運動は、他の人たちの権利を妨害し、それに疑問を呈すると偏屈者呼ばわりされる」とコスタは主張した。
また、「トランス活動家たちは、ゲイの人たちが作り上げてきた進歩を自分たちの悪い行動の言い訳に使ってきたし、狂った異性愛者たちは、自分たちの逸脱した行動を表現するためにトランス運動に侵入し植民地化してきた」と語る。
「人間は男性と女性で、それ以外は社会的に構築されたもので生きているわけではない」とコスタは語った。
コスタによれば、学校での教え込みが原因で、ゲイの親たちは子供たちをホームスクーリングに通わせ始めているという。「彼らは子供たちに男性は妊娠できるし、性転換も自由だと言っている。ナンセンスだ」
「ジェンダー・イデオロギーをなくして欲しい」とコスタは主張した。「教室からポルノを追い出せ。児童の性器切除をやめさせ、歯の妖精を信じる年齢の子どもたちに性転換ができるなど言わせるな」
「Q」
リベラル派から保守派に転向し、”Walk Away “運動を始めたブランドン・ストラカによれば、「LGBからTQIA+を切り離すことについて、ゲイ・コミュニティの他の人たちほど、彼はTから完全に切り離す準備ができていない」。
「私が問題にするのは、この運動をハイジャックし自らをTやトランスと呼んでいるが、本当はトランスではない人たちだ」と、ストラカは大紀元紙に語った。
しかし、彼は Qやその後に来るものから自分自身を切り離すことに完全に同意している。
「最も重要なのはQで、過激なアジェンダのほとんどがそこから始まると考えているからだ」と彼は語った。
「我々がトランスジェンダーと呼んでいるのは、それではない」と彼は説明し、「人々が、性的二元性など存在せず、性的流動性であると言い始めたのは、ここ5年以内のことだ」と付け加えた。
彼らは、いつ尋ねられたかという時間帯によって語る性別が違うし、自分たちの性を男性と女性のスペクトラム(連続的な範囲)の中間のどこかに置いている。そして、そのスペクトラムの数は80を超えるかもしれないし、無限に近いかもしれない」とストラカは説明する。
「社会に押しつけられた宗教のようなものだ。学校、図書館、職場、企業の広告の中にもある。正気の沙汰とは思えないイデオロギーだ」
「下向きのスパイラル」
牧師、ポッドキャスター、講演者、そして「Woke Jesus」の著者でもあるルーカス・マイルズは、急増する抵抗の背後にはアメリカ人の団結があり、彼らは、急進的なトランスジェンダー運動がいかにアメリカの生活様式を破壊しているかを注視している。
「現在、特にプライド月間中に、アメリカの大多数がこの過激なLGBT層に対する懸念や不満を表明している。それは、トランス運動の関心が子どもたちであることを、多くのアメリカ人たちが感じ始めたからである」とマイルズは大紀元紙に語った。
公立図書館や学校図書館で、ドラッグクイーンによるお話の時間が設けられていることに大きな懸念を抱く親たちが反応している。マイルズ氏によれば、一般市民から見られる反応は、その親たちが教育委員会の会合で体験したことが引き金になっているという。
「保守派だけでなく、さまざまな立場の人々、さまざまな背景を持つ人々がこの 過激なプライド運動に懸念を表明している」
マイルズは、「現在のトランスジェンダー運動は、同性婚や公民権を求めていた数年前のプライド運動とは違う。これはマルクス主義的な下部構造を持つ運動であり、社会を変革する目的で推進されている。裸の男たちが大通りを自転車で走っているのを見れば、人々が心配するのは当然だ。ここまで悪化するとは誰も思っていなかった。ソドムとゴモラをレンガごとに再建するような、異教的な文化への下降スパイラルに陥っているように感じる」と語った。
(完)
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