[ニアメー/アブジャ 3日 ロイター] – 西アフリカ・ニジェールの軍事政権は3日、フランスと結んでいる5つの軍事協定を破棄した。この地域におけるイスラム過激派対策を根底から揺るがす恐れがある。
軍兵士らによ先週のクーデターは旧宗主国フランスへの反発が強まる中で起きた。同じくクーデターが発生した隣国ブルキナファソ、マリと状況が似ている。
フランスは国際テロ組織アルカイダや過激派組織「イスラム国」とつながりがある勢力に対抗するため、ニジェールに1000─1500人規模の軍部隊を駐留させている。
軍政のアマドウ・アブドラマン氏によると、1977─2020年に結んだ5つの軍事協定の破棄について、フランスに正式に通知する見通し。フランスからコメントは得られていない。
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