米共和党のケリー・アームストロング下院議員は7日、バイデン大統領の弾劾調査を承認する決議案を提出した。
下院共和党は、バイデン氏は次男のビジネスに不正に関わっていたなどとする疑惑を調査してきた。
14ページにわたるこの決議案は、共和党主導の下院3委員会(司法委員会、監視委員会、歳入委員会)によって進められている現在進行中の弾劾調査を正式なものとするもの。この決議案は12月12日に審議され、来週末に採決される予定だ。
当時のケビン・マッカーシー下院議長が9月に下院の投票なしで弾劾調査を発表したことに対して、ホワイトハウスが事実に基づかない党派的なもので、違法だと主張した背景がある。
下院司法委員長のジム・ジョーダン氏は、決議案は調査を後押しすると主張する一方、「憲法によれば、弾劾訴追は必要ない」と指摘した。トランプ大統領(当時)の弾劾も、ナンシー・ペロシ下院議長の承認を得て、同じ方法で進められた。
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