中間選挙敗北なら「弾劾される」 トランプ氏

2026/01/07 更新: 2026/01/07

トランプ米大統領は1月6日、共和党議員との非公開会合で、再任後の実績をアピールする一方、共和党が中間選挙で議会の多数を維持できなければ自分が再び弾劾される可能性があると明言した。

トランプ氏は6日、1期目の在任中に民主党主導の下院で2度にわたり弾劾された経緯を振り返り、民主党のように結束しなければ、政権運営は妨げられるとして、党内の結束の重要性を訴えた。また、2025年は「前例のないほど成功した年」だと述べ、2024年大統領選ではすべての激戦州を制し、得票数でも大差をつけて勝利したと強調した一方、与党が中間選挙で苦戦するという歴史的な流れから逃れるのは難しいとの見方も示した。

トランプ氏は「大統領選に勝てば、中間選挙では負けると言われている。中間選挙には必ず勝たなければならない。敗北したら、彼らは私を弾劾する口実を必ず見つけてくるだろう。私は弾劾される」と語った。

トランプ氏は最近実施したベネズエラに対する軍事作戦にも言及し、ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束したことについて「戦術的に極めて巧妙な作戦だった」と称賛した。「152機もの航空機。本当に多い数だ。地上部隊についても、大量の兵力を展開している。これは実に驚くべきことだ。しかも、作戦でこちら側に犠牲者は一人も出なかった」と述べた。

マドゥロ氏については長年にわたり拷問や殺害を行ってきた、「暴力的で残虐な独裁者だ」と非難した。

トランプ氏はこの作戦によって、アメリカが世界で「最も強力で、最も致命的で、最も大きな抑止力」を持つ軍事力を有していることが改めて示されたと強調した。その上で兵器の供給が遅いと不満を示し、軍需企業に対して生産の加速を求めた。

「こんなことができる国は他にない。われわれほどの兵器を、同じ品質で持つ国もない。問題は生産が遅すぎることだ。これからはもっと速く生産させる。企業に対しては非常に厳しく臨む」

トランプ氏はまた、数日以内に大手医療保険会社と会談する予定を明らかにし、医療費や生活費の問題が中間選挙の主要な争点になるとの見方を示した。

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