陝西省西安市の建設中の地下鉄8号線で1日、道路崩落事故が発生した。
前日の深夜から建設現場では水と土砂が噴出しており、1日になると路面が崩落して巨大な穴が空き、付近は大渋滞となった。
崩落した現場は住宅地のすぐそばにあり、付近住民は避難を余儀なくされ、現地住民の不安が広がっている。なかには料理中だったのに「ガスを止められた」と訴える住民もいた。
SNSに出回った崩落現場の動画や写真では、道路に大きな穴が空いていた。しかも、穴の中は空っぽだ。崩落した路面の断面があまりの「薄さ」に驚く市民も多い。
「路面が紙みたいに薄っぺらすぎない?」「この薄さじゃ、路面崩落は必然だ」など、SNSでは手抜き工事を疑う声も根強い。
(陝西省西安市の建設中の地下鉄8号線の崩落現場、2024年7月1日)
「先月は成都の地下鉄が崩落したばかりだろう、今度は西安8号線か」、相次ぐ地下鉄建設に伴う事故で市民の不安と嘆きが広がっている。
先月21日にも四川省成都市の建設中の地下鉄13号線の駅が崩落する事故が起きている。この時も道路に大きな穴が開き、崩落現場とすぐそばに建つマンションの距離はわずか1メートルだった。
(陝西省西安市の建設中の地下鉄8号線の崩落現場、2024年7月1日)
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