[東京 23日 ロイター] – 帝国データバンクが23日に公表した「カスタマーハラスメント(カスハラ)に関する企業の意識調査」によると、直近1年でカスハラ被害が「ある」と答えた企業は15.7%、「ない」は65.4%となった。「ある」企業を業界別でみると、小売(34.1%)、金融(30.1%)など、個人を取引対象とする業界が比較的高い割合だった。
カスハラへの対応策や取り組みの有無はほぼ半々で、ありが50.1%、特に取り組んでいないが47.4%。対応策や取り組み(複数回答)のうち、電話に録音機能をつけるなど「顧客対応の記録」が全体の20.1%を占めトップとなった。
調査期間は6月17─30日。有効回答は1万1068社。
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