これは、旧正月期間中の中国の遼寧省で起きた「事件」である。
ある男性が愛しい姪に用意した「迷惑な手土産」が中国SNSで話題だ。
そんなプレゼントをもらった姪の、恨みつらみいっぱいで男性を睨みつけるその真っすぐすぎる眼差しが、とても怖かった。
手土産
中国では新年期間中に親戚や友人の家を訪ねて「新年のご挨拶」をする風習がある。その際には当然ながら、手土産がないと顔が立たないのである。
年配の人には一般的にタバコと酒(いずれも高額なほど良い)などを渡すのだが、この男性は愛しい姪にも新年のプレゼントを用意した。
男性の姪は、当初は車いっぱいに詰め込まれた段ボールを見て、とても喜んでいた。
「何が入っているのだろう? 玩具かな? お菓子かな」と期待込めて眺めていたら、残酷な真相を知らされたのだった。
なんと、段ボールいっぱい詰め込まれていたのは、一生かけてもやり終えそうもないお勉強の練習ドリルだった。
真相を知ってしまった姪の顔に、これまでの笑顔が一瞬で消えた。そして眼差しで男性に対して無言の糾弾をする。
しかし、無神経(?)な男性は睨まれていようが、とても嬉しそう。
そんな姪の態度の豹変ぶりを、カメラに記録し、SNSに投稿した。
関連トピックスには、姪の境遇に同情するコメントが多く寄せられた。
「何という苦い顔だ」「かわいそうな子」「あの目は人を殺したい目だぞ」といった声のほか、「なんだその贈り物は? 迷惑すぎる、新年休暇くらいゆっくり休ませてやれないのか」などの批判の声も寄せられている。
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