中米グアテマラでギャングが3刑務所同時暴動 看守ら46人を人質に

2026/01/19 更新: 2026/01/19

中米グアテマラで17日、国内3か所の刑務所において受刑者による同時多発的な暴動が発生し、看守や心理士を含む少なくとも46人が人質として拘束された。グアテマラ内務省によると、現時点で死傷者は確認していない。

ロイター通信の報道によれば、マルコ・アントニオ・ビリェダ内務相は記者会見で、今回の暴動は犯罪組織「バリオ18(18街区)」の主導によるもので、組織の幹部がより良い待遇や収容環境を求め、刑務所の移送を要求したことが背景にあると説明した。

公開された映像では、覆面姿の受刑者が見張り塔を占拠し、検査への抗議として寝具に火を放つ様子が確認できる。これを受け、警察および軍が大規模な治安作戦を展開し、救急車や消防車も待機態勢に入った。

ビリェダ内務相は、「いかなるテロ的組織とも交渉は行わず、脅迫に屈することはない。暴動を止めるために受刑者の特権を回復することもない」と強調した。

グアテマラでは過去にも受刑者が看守を人質に取る事件が発生しているが、今回の人質の数はこれまでで最多規模とみられる。

内務省は、軍を含む治安部隊がすでに現場を完全に掌握し、秩序回復と周辺地域の安全確保に全力を挙げているとしている。

新唐人
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