Jeff Mason
[ワシントン 25日 ロイター] – ハリス米副大統領は25日、中米グアテマラのアレバロ大統領とホワイトハウスで会談した。今年1月に発足したアレバロ政権への支持を改めて示すとともに、中米から米国に入国する移民の削減を巡り協議した。
改革路線を掲げるアレバロ氏は昨年8月の大統領選挙で勝利したが、反対派陣営による妨害行為で就任式は大幅に遅れた。
会談の冒頭でハリス氏は「自由で公正な選挙後、そして政権移行期間中、米国はあなたと共にあることを誇りに思う」とした上で「グアテマラ国民の意思は勝利を収めた」と語った。
移民問題は今年の選挙で再選を目指すバイデン大統領とハリス氏にとって焦点。共和党は移民増への対応を誤ったと政権を非難している。
ハリス氏とアレバロ氏は会談で、米政府がグアテマラの汚職撲滅、人権強化、経済活性化をどのように支援できるかについて話し合ったほか、正規手続きに沿わない米国への移民を減らす取り組みについて議論した。
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