中国代理人として告発されたホチョル元補佐​​官は弁護費用を支払えず=弁護士

2026/01/30 更新: 2026/01/30

中国の代理人として活動したとして起訴されているニューヨーク州キャシー・ホークル知事の元側近リンダ・サン被告は、弁護団への報酬を支払う資金力がないと、弁護側が明らかにした。

サン被告と夫のクリス・フー被告は、昨年末に行われた最初の公判が陪審評決不一致に終わったことを受け、再審に直面している。

1月28日に行われた裁判官との進捗協議で、検察側は、サン被告夫妻が政府との交渉を行う、または次回公判に向けて新たな代理人を探す時間を確保するため、再審を2027年1月18日まで延期することに同意した。

検察側は1月、サン被告とフー被告の双方に対し、新たな司法取引案を提示したが、この提案は2月2日に期限を迎える。これについて弁護団は、報酬の支払いを受けておらず、合意に至らず、かつ政府が資産売却を認めない場合、裁判から手を引く可能性があるとしている。

2025年11月と12月に行われた公判で、サン被告とフー被告は計19の罪状で審理された。サン被告は、中国の代理人として活動した罪、州契約に関連する贈収賄、資金洗浄、ビザ詐欺の罪で起訴された。フー被告は、資金洗浄、他人の身分証の不正使用、銀行詐欺、脱税の罪に問われた。

陪審はすべての罪状について全会一致に至らず、2025年12月に公判は無効と宣告された。弁護側は、ブライアン・コーガン連邦地裁判事に対し、政府が差し押さえた資産の解除を命じるよう求めた。対象となったのは、現在約400万ドルと評価されるニューヨーク州マンハセットの住宅、約210万ドルとされるハワイの47階建て高層マンションの一室、2024年式フェラーリ・ローマ、2024年式レンジローバーL460、2022年式メルセデス・GLB250W4である。

フー被告の弁護士であるニコール・ボックマン氏は、裁判官および検察側とのオンライン協議で、「被告には、当職らへの報酬を支払う資産がないことは十分に明らかにしてきた」と述べ「公判期間を通じて、一切支払いを受けていない」と説明した。

これに対し、コーガン判事は、夫妻に未開示の追加資産が存在しないと確信できないとし、資産解除を政府に命じることを拒否し「答えはノーだ」と述べた。

コーガン判事はまた、弁護団に再審でも事件を継続して担当してほしいとし、資産凍結解除を認めるべき理由について、新たな証拠を提出することを歓迎すると述べた。

ボックマン氏は電子メールによる声明で、「政府はフー被告と妻が弁護費用を捻出することを不可能にしている。当職(ボックマン弁護士)らは引き続きフー被告を代理したいと強く望んでおり、同被告にはその権利がある。しかし、これらの資産が解除されない限り、それができない可能性がある」と述べた。

サン被告は、ホークル知事およびアンドリュー・クオモ前ニューヨーク州知事の下で勤務していた。2020年初頭の新型コロナウイルス感染症の流行初期には、人工呼吸器、マスク、手袋の供給業者を探すタスクフォースの一員だった。この期間中、検察側によれば、サン被告は自身の立場を利用して夫とその事業パートナーを契約先として推進し、業者から数百万ドルのリベートを受け取ったとされている。

サン被告とフー被告は、受け取ったリベートを、ペーパーカンパニーや名義貸し口座、親しい友人を通じて資金洗浄した疑いが持たれている。

著述家
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