米軍がイラン無人機撃墜 トランプ氏「交渉は予定どおり」

2026/02/05 更新: 2026/02/05

アメリカとイランは、2月6日に交渉を行う予定だ。その直前、イラン周辺海域で待機していた米海軍の空母「リンカーン」が、イランのドローンの接近を受け、これを撃墜する事態が起きた。両国の間で小規模な軍事的緊張が生じたものの、トランプ氏は交渉は予定どおり実施すると強調している。

米軍中央司令部は、現在アラビア海を航行中の空母「リンカーン」が3日、イランの無人機1機を撃墜したと発表した。軍による当時「リンカーン」はイラン南岸から約500マイル(約804.675キロ)の海域におり、ドローンが理由なく接近したため、艦載のF35C戦闘機が自衛措置として迎撃したという。

さらにその数時間前には、ホルムズ海峡でも緊張が高まる出来事があった。米国籍のタンカーが国際航路を合法的に航行していたところ、イラン革命防衛隊の高速艇2隻とドローン1機が接近し、乗り込み・拿捕を示唆する威嚇行為を行った。付近にいた米海軍の駆逐艦と空軍が速やかに対応し、事態は深刻化を免れた。

アメリカとイランの間で小規模な軍事衝突が相次いだが、トランプ氏は交渉継続の姿勢を改めて示した。

トランプ氏は2月3日、記者団から「今週予定されているイランとの交渉は実施されるのか」と問われ、「そのとおりだ」と回答した。

さらに「どこで行われ、イランに何を求めるのか」との質問に対しては、「あらゆる場所だ。彼らが交渉しているのは事実だし、彼らも何らかの手を打ちたいと考えている。合意に至るかどうか見極めたい。以前、彼らには行動を起こすチャンスがあったが、成功しなかった。我々は『ミッドナイト・ハンマー(午夜之鎚)』作戦を実施した。彼らもあのような事態の再来は望んでいないだろう。いずれにせよ、彼らは交渉を望んでいる。我々は現在、彼らと対話を進めている」と述べた。

アメリカとイランは当初、6日にトルコで対面協議を行う予定だった。しかし、その後の情報では、イラン側が開催地をオマーンに変更し、協議内容も核問題に限定するよう求めているという。トランプ政権はすでにこの要求を受け入れたと伝えられている。

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