ミラノ冬季五輪フィギュア女子SP 坂本花織が悲願の金へ 日米対決に注目

2026/02/17 更新: 2026/02/17

2月17日、2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート女子シングル・ショートプログラムが行われる。坂本花織選手やアリサ・リウ選手ら有力選手が出場し、注目の対決となる。

3度の世界選手権優勝を誇り、2022年北京冬季オリンピック銅メダリストの坂本花織選手は、悲願の金メダル獲得を目指して演技に臨む。

同じ日本代表の千葉百音選手、中井亜美選手に加え、2025年世界選手権とグランプリファイナルを制したアメリカのアリサ・リウ選手、アンバー・グレン選手らとの争いが予想される。

女子シングルは日本とアメリカを軸とした戦いとなる見通しで、昨年12月のグランプリファイナルでは出場6人すべてが両国の選手だった。

リウ選手は昨年のグランプリファイナルを制し、同年3月にボストンで開かれた2025年世界選手権でも優勝した。2022年北京冬季五輪で7位に入った後に現役を退いたが、その後復帰し、再びオリンピックに挑む。復帰については「他のことに挑戦するにはこの競技を離れるしかないと思っていた。当時は完全に行き詰まってしまい、一歩も前に進めない感覚だった頭の中は、競技を辞めることでいっぱい。結果的に正しい選択だった」と語っている。

アメリカ代表のアリサ・リウ選手(Matthew Stockman/Getty Images)

CNNによると、リウ選手は今大会、2人のチームメートとともに米女子チームの一員として出場し、同国にとって数十年ぶりとなる金メダル獲得の有力候補とみられている。

また、2024年グランプリファイナル優勝のグレンも表彰台候補の一人で、団体フリーでは3位に入っている。

2026年2月8日、アリサ・リウ選手とアンバー・グレン選手 (Jamie Squire/Getty Images)

一方、日本勢の層の厚さも際立っている。北京冬季五輪後の4度の世界選手権で、坂本選手の3連覇やペアの三浦璃来・木原龍一組の2度の優勝など、計14個のメダルを獲得した。日本はフィギュア界の強豪として存在感を示してきた。

坂本選手は今大会の優勝候補の一人で、団体戦では女子の2種目を制し、リウやグレンらを上回った。

ミラノ・コルティナ大会は坂本選手にとって最後のオリンピックとなる見込みで、「伸びのあるスケーティングやパワフルなスピード感をプログラムの中で出していきたい」と話し、自分らしい演技で臨む考えを示した。

また、千葉百音選手は世界選手権銅メダリストとして実力を示している。

2026年1月25日、四大陸選手権のエキシビションで演技する千葉百音選手(GREG BAKER / AFP via Getty Images)

中井亜美選手は新鋭で、2024〜25シーズンの全日本選手権では15位だったが、翌シーズンはフランス大会優勝などで躍進し、今大会出場を決めた。

このほか、ロシア国内選手権3連覇のアデリア・ペトロシアンが中立選手として出場する見込みで、4回転サルコーや4回転トーループ、3回転半ジャンプなど高難度の技を持つ。

許家琳
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