米・イスラエルによるイラン急襲 中共に多重の打撃

2026/03/06 更新: 2026/03/06

イランはこれまで巨額の資金を投じて、中国とロシアから「先進的」とされる防空ミサイルやレーダー防衛システムを購入してきた。しかし、米国とイスラエルの圧倒的な軍事力を前に、それらのシステムはほとんど機能不全に陥り、事実上形骸化した。世論では、中国共産党(中共)が開戦前に情勢を誤って判断し、多くのいわゆる「国師(御用学者)」たちが笑いものになっている。

3月1日、イラン政府は米国とイスラエルによる合同軍事作戦で、86歳のハメネイ師が死亡したことを正式に確認した。

ここ数日、イラン国内では多くの市民が街頭に繰り出して祝っている。米国、ドイツ、フランス、英国など各国に住むイラン系移民たちも大規模な集会を開いた。人々は米国とイスラエル両政府に対し、自由を取り戻すための支援に感謝の意を示し、イランの政権交代を呼びかけている。

米国在住のイラン系移民、サリヒさんは「私たちはこの政権が完全に崩壊することを切実に望んでいる。イランの同胞と、ここにいる私たちは必ず自由な国を実現できると信じている」と語った。

米国在住のイラン系移民サリヒさんは、「悪の枢軸」同盟が世界に大きな災いをもたらしていると訴えた。

サリヒさんは「イランが中共やロシアと連携していることは周知の事実だ。これらの政権が手を組むことでどれほどの悲劇が引き起こされたかを見てください。共産主義を信奉しようが、イスラム教を掲げようが、いずれも独裁政権だ」と指摘した。

専門家の多くは、ハメネイ政権の崩壊が中共に最大の衝撃を与えると分析している。

軍事評論家であるマーク氏は「経済面で見れば、イラン産原油の約90%は中国に輸出されている。それが途絶えれば、すでに悪化している中共経済にとっては、まさに泣きっ面に蜂。さらに今回イランで本格的な体制転換が起これば、中共の対イラン投資はすべて水の泡になるだろう」と述べた。

報道によると、イランは最近、中露から高額で防空システムやレーダー設備を導入したが、今回の米国・イスラエルによる作戦の前ではまったく歯が立たなかった。

3月1日、トランプ大統領は自身のトゥルース・ソーシャルで、米軍がイランの数百に及ぶ軍事目標を破壊したと明かした。対象には革命防衛隊の施設や防空システムも含まれているという。

中共外交部門に詳しい人物が大紀元に語ったところによると、イラン空爆前、中共内部ではイラン情勢について「楽観的」な見方が多かったのだ。米・イスラエルとイランの衝突は単なる威嚇や圧力の段階にとどまり、イランの権力中枢には及ぶことはないと判断していたという。

しかし、今回の米・イスラエルの精密攻撃は、中共が自らの技術協力能力に抱いていた自信を打ち砕く結果となった。

マーク氏は、「明らかに、米国とイスラエルの電子戦および制圧能力の前では、イラン側の防空システムはほとんど機能しなかった。武器システムのメッキが剥がれただけでなく、中共の防空ミサイルやレーダーは、米・イスラエルの攻撃を前に全くなすすべがなかったことが露呈したのだ」と指摘した。

開戦前、中共の官製メディアや御用学者たちはこぞってイラン情勢を分析し、「米国はイランを攻撃する度胸はない」「中国製の防空システムは非常に強力だ」などと公言していた。こうした誇張的な発言は、いまや完全に笑い話となっている。

中共の軍事インフルエンサーたちはかつて、このように分析していた。
「中国の『一帯一路』の中核拠点はイランにある。イランが乱れれば『一帯一路』は完全に崩壊する」

「イランはたった一発のミサイルで米国を退かせることができる」

「米国がイランを攻撃すると思うのか?米国は今や財政難で、国内もボロボロだ。そんな状況で攻撃できるはずがあるのか」

中共中央テレビはハメネイ師死亡のニュースを報じた際、コメント欄を閉鎖していなかった。中国のネットユーザーが殺到し、イラン国民への支持を表明するとともに、中共の暴政が一日も早く終わることを切望する書き込みが相次いだ。

時事評論家、唐靖遠氏は「もし次に中共の番が来て、中共が本当に崩壊したら、中国人がどれほど狂喜し、喜ぶか想像してみてください。国を挙げての祝杯となり、一晩中爆竹を鳴らして祝う光景すら、その喜びを表現するには足りないかもしれない」と語った。

 

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