中国 飲む勇気、ありますか

中国で話題の「尿で煮た卵」乗せコーヒーが販売中止に

2026/03/19 更新: 2026/03/19

コーヒーに卵をのせるだけでも驚きだが、その卵の調理法を聞けば、さらに言葉を失う。

中国・浙江省の観光地にあるコーヒー店が出したのは、子供の尿でゆでた卵とコーヒーを組み合わせた一杯で、店はこれを「童子尿蛋美式(子供の尿でゆでた卵入りアメリカンコーヒー)」と名付けていた。価格は28元(約600円)だ。

ここでいう「童子」とは、10歳以下の男の子を指す言葉で、古くから中国の民間信仰では「まだ穢れがない純粋な存在」と考えられてきた。そのため、その尿には体を整える力があると信じられ、浙江省など一部の地域では「尿でゆでた卵」が民間の健康食として食べられてきた。

問題となったこのコーヒーの提供方法も、かなり独特だ。カップの上には串に刺さった卵がのり、中にはブラックコーヒーが注がれている。卵とコーヒーは別々に食べるのが基本だが、砕いて混ぜて飲む客もいるという。

しかもこの商品、意外にも売れていた。店によると1日100杯ほど売れる人気で、わざわざ遠方から試しに来る人もいたという。

しかしネットでは、「さすがに無理」「本当に安全なのか」と、驚きと戸惑いの声が一気に広がった。さらに医師からも、「尿は体の外に出される不要なもの」として、食用をすすめないという指摘が出ている。

こうした議論の広がりを受け、このコーヒーは販売停止に。現在は通常のコーヒーのみ提供しているという。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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