第49回ひろしまフラワーフェスティバル開幕 平和の灯と花のパレードが広島を彩る

2026/05/08 更新: 2026/05/08

第49回「ひろしまフラワーフェスティバル」が5月3日、広島市の平和記念公園および平和大通り一帯で開幕した。風雨の中でも会場周辺には多くの観客が詰めかけ、各団体による多彩な演出が祭典の幕開けを華やかに彩った。

平和記念公園南側には、カーネーションやペチュニアなど約8千鉢を使った高さ8メートルの「花の塔」が設置された。塔の先端には、平和記念公園内で燃え続ける「平和の灯」がともされ、祭典のテーマである平和への願いを象徴的に表した。

平和記念公園内の「平和の灯」から採火された火は、プロ自転車ロードレースチーム「ヴィクトワール広島」が務める「平和の灯ラン」のランナーによって運ばれ、花の塔にともされた(白露/大紀元)
花の塔点火式で、多くの来場者が見守る中、山下竜一実行委員長が平和の灯火を点火した(白露/大紀元)
千羽鶴にメッセージを書き込む子供(白露/大紀元)
原爆死没者慰霊碑を前に、平和への祈りを捧げる人々(白露/大紀元)

 

同日に行われた「花の総合パレード」には、花車を含む74団体、約7千人が参加した。平和大通りでは、地域の市民団体や学校、企業、文化・芸術団体などが、音楽や踊り、趣向を凝らした演出を披露。沿道からは大きな拍手や歓声が送られ、会場一帯は祝祭ムードに包まれた。

花の総合パレード

全国各地から集まった法輪功学習者も毎年同パレードに参加しており、今年も功法実演隊、浴衣隊、花車隊、腰鼓隊などで構成された隊列を披露した。整然とした行進と溌剌とした姿、色彩豊かな演出は、深い文化的趣を感じさせ、沿道の人々に祝福を届けるとともに、「真・善・忍」の理念を伝えた。

花の総合パレードに参加している法輪功学習者(白露/大紀元)

 

花の総合パレードに参加している法輪功学習者(白露/大紀元)

法輪功チームはパレードに参加したほか、特設ステージでも中国伝統楽器の演奏、腰鼓、功法の実演を披露した。穏やかな動きと華やかな演出は、平和をテーマとする祭典の雰囲気に彩りを添えた。

オーストラリアから訪れたGleniceさんは、功法の実演を見て、「彼らは本当に美しい魂の持ち主だと思う。彼らがしていることの中に、それが表れているのが分かる」と語った。また、法輪功学習者が日々「真・善・忍」に従い、心身ともに健康になることを目指していると聞き、「真・善・忍の理念が、彼らをより一層特別な存在にしているのだと思う。本当に特別な人々で、とても穏やかな魂を持っている」と述べた。

オーストラリアから訪れたGleniceさん(清川茜/大紀元)

同じくオーストラリアから訪れた観光客のDebbieさんは、法輪功学習者たちについて「素晴らしく、精神性が高く、平和的な人たち」と評した。「世界中がこのような価値観を大切にすべきだと思うが、現実にはそうなっていない」と述べた上で、学習者たちは「素晴らしい模範だ」と話し、子どもたちの姿にも「美しい」と感想を語った。

イギリスから訪れたHopkinsさん(左)とオーストラリアから訪れた観光客のDebbieさん(右)(白露/大紀元)

イギリスから訪れたHopkinsさんは、法輪功学習者たちが身に着けていた黄色の衣装が印象的だったと話した。また、「真・善・忍」という理念について、「誰もがこのような価値観を持つことができれば、世界はより良くなるだろう」と述べ、平和を願う精神性に共感を示した。

東京から訪れた夫婦は、中国古典楽器と腰鼓の演奏について「とても面白い」と話し、「真・善・忍」の理念についても「いい考え方だ」と共感を寄せた。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
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