香港発ロンドン行き旅客機 一時通信途絶 NATO戦闘機の緊急発進後に回復

2026/07/09 更新: 2026/07/09

7月4日、香港のキャセイパシフィック航空の香港発ロンドン行きの旅客機が、東ヨーロッパのルーマニア上空で一時、航空管制との通信が途絶えた。これを受けてNATOは戦闘機を発進させたが、その後、通信は回復し、事態は解消した。  

ハンガリーの国防相、ロムルス・ルスィン=センディ氏はSNSへの投稿で、この旅客機がルーマニアの空域に入った際、現地の航空管制当局との通信が途絶えたと明らかにした。  

この事態を受けてNATOは即応態勢をとり、ルーマニアに隣接するハンガリー空軍が戦闘機を発進させ、目視による確認と警告を行った。その後、機体は管制との通信を回復し、戦闘機は基地に戻った。  

関係者によると、この機体はエアバスA350-1000型で、登録番号はB-LXA、最大搭乗人数は334人である。今回の事案によるけが人や機体の損傷は確認されていない。  

航空機の追跡サービス「フライトレーダー24」によると、この機体はおよそ13時間40分の飛行の後、日本時間の7月4日午後11時20分ごろ、ロンドンのヒースロー空港に着陸した。  

また、キャセイパシフィック航空は7月8日、取材に対し、この便について航行中に一時的な通信の途絶があったと説明したうえで、関係当局が国際的な手順に基づいて対応したとしている。その際、通信はすでに回復しており、機体は予定どおり飛行を続けたとしている。  

さらに、機体は常に承認された航路に沿って運航されており、乗客や乗員の安全に影響はなかったとしている。現在、詳しい経緯について調査が進められている。  

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