最新の米世論調査で、トランプ大統領が共和党支持者から最も高く評価される共和党大統領となっていることが分かった。支持率はロナルド・レーガン元大統領の約3倍、エイブラハム・リンカーン元大統領の約7倍に達している。
共和党内で突出した人気
米CNNが27日に報じたところによると、トランプ氏は共和党支持者の間で依然として圧倒的な影響力を維持している。CNNが調査会社「SSRS」に委託して実施した全米世論調査では、共和党支持者の53%が「最も敬愛する共和党大統領」としてトランプ氏を挙げた。
レーガン氏は18%、リンカーン氏は8%にとどまり、トランプ氏が大きく上回った。
調査は5月7〜31日に実施され、米国の成人2480人から回答を得た。共和党支持者のサンプルにおける誤差幅はプラスマイナス5.2ポイントだった。
CNNの主任データアナリスト、ハリー・エンテン氏は26日の分析で、トランプ氏の全米での支持率が最近低下しているとの報道がある一方、共和党内では依然として極めて強い求心力を持っていると指摘した。
推薦効果も健在
エンテン氏は、南部サウスカロライナ州の共和党上院議員予備選を例に挙げた。
トランプ氏が支持を表明した今年7月13日、米共和党のリンゼー・グラム上院議員は州知事から連邦上院議員の暫定任命を受け、その直後に正式な選挙戦を開始した。
グラム氏がトランプ氏の支持を受ける前、予測市場プラットフォーム大手「カルシ」では、同氏が勝利する確率はわずか14%とされていた。
その後、トランプ氏がサウスカロライナ州を訪れて集会に参加し、グラム氏への支持を表明すると、勝利する確率は50%を超えるまで上昇。グラム氏は最終的に共和党の候補指名を獲得した。
エンテン氏によると、2022年以降、トランプ氏が支持した現職ではない共和党の上院議員候補は、予備選で一貫して際立った成績を収めている。今年に入り、トランプ氏が支持した候補の予備選での勝率は100%に達しているという。
共和党内と全米での支持率に隔たり
トランプ氏の共人気は、全米での支持率とは対照的だ。
ロイター通信と調査会社イプソスが8月21〜24日に実施した世論調査では、トランプ氏の政権運営を支持すると答えた米国の成人は33%にとどまり、65%が経済状況を「弱い」と評価した。
調査機関「アンガス・リード研究所」が同時期に実施した調査でも、トランプ氏の支持率は34%、不支持率は58%だった。
一方、「米国を再び偉大に」(MAGA)するという理念を支持する共和党支持者に限ると、トランプ氏の支持率は88%に達した。
さらに、米イーロン大学が実施した「America250」調査では、共和党支持者の29%がトランプ氏を「米国史上最も偉大な大統領」と評価した。リンカーン氏は25%、ジョージ・ワシントン氏は14%だった。
一連の最新データからは、トランプ氏が全米規模では支持を落としている一方、共和党の岩盤支持層からは依然として強固な支持を受けている構図が浮かび上がる。2026年11月の中間選挙を控え、党内での高い支持と全米での低い支持率が併存する状況が、共和党の選挙戦を左右する重要な要因となりそうだ。
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