日本の100歳以上人口 初の10万人超

2026/09/15 更新: 2026/09/15

日本の100歳以上人口が増え続け、過去最多を更新した。厚労省が9月15日に発表した最新の統計によると、全国の100歳以上の人は10万7677人で、前年より7914人増えた。初めて10万人を超え、56年連続の増加となった。

男女別では、女性が9万4298人で全体の約87.6%を占め、男性は1万3379人だった。100歳以上では、女性が圧倒的に多い。

100歳以上人口の統計を始めた1963年には、全国でわずか153人だった。その後、1998年に1万人、2012年に5万人を超え、今年初めて10万人を突破した。厚労省は、増加の背景には医療水準の向上などがあるとしている。

国内最高齢は、京都市の114歳、岸本ふよさん。男性の最高齢は、熊本市の112歳、加藤光さん。

また、2026年度中に100歳を迎える人は5万4294人で、前年度より1984人増え、こちらも過去最多となった。内訳は女性が4万5769人、男性が8525人。政府は、その年度に100歳を迎える人に内閣総理大臣から祝状と記念品を贈っている。

100歳以上の約9割が女性

日本人の平均寿命も高い水準を維持している。

厚労省によると、2025年の平均寿命は女性が87.33歳で世界1位、男性が81.35歳で世界7位だった。

経済協力開発機構は、日本で女性の平均寿命が男性を上回る背景として、男性の方が喫煙や過度の飲酒などのリスクが高いことを挙げている。また、自殺や事故などで早く亡くなるリスクも男性の方が高いという。

こうした寿命の男女差も、100歳以上で女性が多い背景の一つとみられる。

100歳以上人口、地域差も

人口10万人あたりの100歳以上人口は、全国平均で87.51人だった。

都道府県別では、島根県が186.65人で全国最多となり、14年連続で首位だった。2位は高知県の169.52人、3位は鳥取県の152.48人となった。

100歳以上人口の割合には地域差があり、人口の多い地域では比較的低い傾向がみられる。

100歳以上人口が初めて10万人を超え、日本の長寿化がさらに進んでいる実態が浮き彫りになった。今後は、医療や介護、社会保障をどう支えるかも一層重要になる。

王君宜
王君宜
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