中国 中は何もない、それでも窓際には灯り

上海摩天楼 華やかな夜景の「裏側」

2026/09/15 更新: 2026/09/15

夜になると無数の明かりがともり、中国最大の経済都市らしい華やかな姿を見せる上海。その象徴の一つが、高層ビルが立ち並ぶ陸家嘴(りくかし)である。

ところが最近、中国の動画投稿者が、明るく輝く高層オフィスビルの内部を撮影した。そこで目にしたのは、意外な光景だった。

中に入ると、そこには何もなく、がらんとした空間が広がっていた。それでも、外から見える窓際には照明がついていた。外から眺めれば、あたかもフロア全体が使われているようにも見える。

投稿者は、実際の利用状況と外から見える印象には大きな差があると指摘した。

実際、インターネット上の空撮映像を見ると、陸家嘴の高層ビルには夜遅くまで明かりがともり、多くのオフィスが稼働しているように見える。

都市を美しく見せるためのライトアップは、日本でも珍しくない。東京にも夜間景観を整える取り組みがある。ただし、日本では同時に、空室や不在時には不要な照明を消すことが省エネ対策として求められている。

夜景は、そこに暮らす人や働く人だけがつくるものではない。今回の映像を見る限り、人のいないフロアの灯りもまた、上海の華やかな夜景をつくる一部になっているようだ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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